【サウジアラビアRC】注目馬評価

重賞予想

・予想の方針

 府中1600mで行われる2歳重賞で、サリオス、グランアレグリア、ダノンプレミアムなどを輩出している出世レース。(近年の勝ち馬は不振なところがありますが…)

 秋の東京開催初日ということで、とにかく前目から速い上がりを使える馬が強い傾向にある。昨年はグラニットが大逃げから2着に粘り、勝ち馬ドルチェモアは番手から上がり最速の脚を繰り出し勝利。

 差し馬が勝ったのは、不良馬場で行われた2020年と稍重の2016年のみ。良馬場開催の場合は基本的には前に行く馬を狙うべきであるのと同時に、脚質に関係なく上がり最速の馬は過去10年ですべて馬券圏内に入っている。

 血統的には、上述の2020年と2016年を除き、ディープやハーツクライといった主流血統が勝利しており、府中の高速馬場らしい傾向が出ている。

 以上の条件をすべて完璧に満たす馬がいるので、今回はその馬を本命とする。

ボンドガール

血統評価:S

父ダイワメジャー、母父Tizway

2着にチェルヴィニア、3着にOP勝ちコラソンビート、6着にアスター賞レコード勝ちのキャットファイト、そして6着以内の馬がすべて勝ち上がっている超ハイレベルな新馬戦を制した。

レース内容、走破時計、ラップ、上がり3Fタイムどれを取っても優秀であり、個人的には現時点で世代最強と評価している馬。(マイルに限った話)

父ダイワメジャーはサンデー直系で主にマイル前後で活躍馬を出し、仕上がりが早い馬が多く早熟性に長けている。直近でもアスコリピチェーノが新潟2歳Sを勝利しており、こと2歳マイル戦においてはディープをも凌ぐ種牡馬といえる。

母コーステッドはBCジュヴェナイルフィリーズターフを2着しており、ダノンベルーガの母でもある良血。いかにも早熟マイラーが産まれそうな配合で、ボンドガール自身も期待通りの性能を持っている。

今後のG1戦線でも活躍が楽しみな馬で、ここは通過点にしてほしい。

シュトラウス

血統評価:B

父モーリス、母父アドマイヤベガ

母父アドマイヤベガはダービー馬だが、父モーリス、母ブルーメンブラットはともに古馬になってG1を初制覇した晩成型の馬。

距離は1600~2000mを主戦場としそうなイメージだが、府中の高速馬場に適性があるかは未知。

新馬戦は馬なりで2着に9馬身差を付ける圧勝だが、2着以下はその後ダートや短距離に転身したりでほとんど活躍できておらず、しかも不良馬場で逃げてのものなので着差はアテにできない。

上記のボンドガールとある程度人気を分け合う形となると思うが、2歳戦・開幕週・府中1600mという条件では本馬の評価は1枚落ちる。

ゴンバデカーブース

血統評価:B+

父ブリックスアンドモルタル、母父ディープインパクト

父のブリックスアンドモルタルは、アメリカの芝G1を5勝し、2019年の米年度代表馬に選ばれた名馬。社台ファームの吉田照哉氏によって購入され、社台SS入りした後、今年2023年から初年度産駒が走っている。

同じくアメリカから買い取られて日本で種牡馬入りしたサンデーサイレンスの再来とも呼ばれており、かなりの期待をされていたものの、2歳戦の話題はスワーヴリチャードに持っていかれている状況。ただ、血統構成はサンデーの血を持たない、かつ日本の芝とも相性の良いStorm Birdの4*4クロスを持っており、今後増えるサンデークロス持ちの肌馬との相性次第では爆発する可能性はある。

本馬に話を戻すと、父がアメリカのスピードに寄っている分、ディープと欧州の血を持つ母との配合でバランスが取れており、日本の馬場にも順応できていると考えられる。

新馬戦は府中マイルで逃げ切り勝ち。目立つような切れのある脚は無かったものの、父由来のスピード持続力を活かし、長く良い脚を見せた。走破時計も悪くなく、2,3着馬が既に勝ち上がっていることから、メンバーレベルも低かった訳ではない。

最終的な印

◎ボンドガール
〇ゴンバデカーブース
▲シュトラウス
☆レーヴジーニアル

実質3頭立てのようなレース。ワンチャンあるとすれば調教からレーヴジーニアルで。モーリス×ステゴなので古馬になってから本格化しそうではあるが、前に行きたい馬が多く消耗戦になれば。

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